私たち日本アルコール産業株式会社(略称:ジェー・アルコ)では、植物を原料とした発酵アルコールを製造しています。
一般的に原料になる植物は、サトウキビ、テンサイなどの糖質原料や、サツマイモ、トウモロコシ、麦などのでんぷん質原料があります。
私たちのアルコール工場の操業開始は1938年ですが、当時は工場近隣で収穫されるサツマイモなど地場の農産物を原料としており、破砕、蒸煮、糖化、発酵、蒸留することでアルコールを製造していました。
近年では、海外で農産物から生産される粗留のアルコールを原料として輸入することが主になっています。輸入した粗留アルコールは、弊社工場の蒸留装置によって不純物を取り除くとともに、95%や99%にまで濃度を高め、国内のお客様にお届けしています。
J.alco3工場のうち、茨城県の鹿島工場、静岡県の磐田工場は粗留アルコールからの蒸留専用工場です。鹿児島県の出水工場では、粗留アルコールからの蒸留に加えて、発酵からの生産も行なっています。
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